16日夜、東京・豊島区の東京メトロ副都心線・池袋駅構内で、工事用廃材が焼ける火事があり、一時、全線で運転を見合わせるなどの騒ぎとなりました。
16日午後9時半前、東京メトロ副都心線・池袋駅の地下1階の廃材置き場で、「煙が出ている」と駅員から119番通報がありました。
東京消防庁のポンプ車など22台が出動し、火はおよそ30分後に消し止められましたが、積んであった段ボールやベニヤ板などを焼きました。
この火事で、煙を吸い込んだ駅員ら5人が病院に運ばれた他、副都心線がおよそ1時間にわたって全線で運転を見合わせ、帰宅客ら4700人に影響が出ました。
現場では、駅の改装工事が行われているということで、警視庁と東京消防庁で出火原因について詳しく調べる方針です。(17日05:48)