世界的な株安の流れが止まりません。週明けの日経平均株価が、およそ2か月ぶりに1万7000円を割り込んだほか、アジア株も値下がりしています。
5日の東京市場は、朝方から売り一色の展開となり、下落幅は一時400円を超える大幅なものとなりました。
先週末のニューヨーク市場が急落したことに加え、東京より遅れて始まった他のアジア市場の株価が大幅な値下がりで始まったことも響き、日経平均株価、午前の終値は先週末より375円ほど安い1万6842円32銭、およそ2か月ぶりに1万7000円の大台を割り込みました。
しかし、この日の最大のポイントは円相場です。朝方、いきなり1ドル=115円台に突入。急速な円高の進行が自動車や電機など輸出関連企業の収益を圧迫するとの懸念が、株安を加速する最大の原因となりました。(05日11:16)