「カンカン」「ランラン」から「リンリン」まで、この36年間、上野動物園で人気を集めたジャイアントパンダ6頭のはく製が、23日から東京上野の博物館で一般公開されています。 好物の笹を握って座るのは「カンカン」。こちらの歩いているように見えるのは、今年4月に22歳で死んだ「リンリン」です。東京上野の国立科学博物館で23日から始まった展示は、「リンリン」を偲んで行われているものです。 会場には、1972年に中国から日本に初めて贈られ国民的な人気者となった「カンカン」「ランラン」をはじめ、過去36年間、上野動物園で飼育されたパンダ6頭が展示されています。 パンダと一緒に記念撮影もできるということで、展示を企画した国立科学博物館では、「パンダを懐かしむとともに、改めて可愛さを知ってもらいたい」としています。この展示、23日から来年4月5日まで開かれています。(23日11:23)