大阪や兵庫での高校生を中心に広がりをみせる新型インフルエンザ。国内の感染者数は、ついに100人を超え130人となりました。厚生労働省は、大阪・兵庫のすべての中学校と高校を休校するよう要請しました。 厚労省などによりますと、これまでに確認された国内の感染者は、大阪府で52人、兵庫で78人のあわせて130人です。 高校生を中心に広がっていて、大阪・茨木市の「関西大倉高校」、兵庫県神戸市の「神戸高校」と「兵庫高校」など、少なくとも公立と私立の10の高校で感染が確認されています。 厚労省は、大阪府と兵庫県に対し、すべての高校と中学校を18日から7日間休校にするよう要請しましたが、高校生の保護者や教員、大学生、小・中学生に加え、18日に新たに神戸市内の60代の男性や5歳の男の子の感染が確認されるなど、広がりをみせています。 また、神戸市では三菱東京UFJ銀行の三宮支店の女性行員の感染も確認され、窓口業務を縮小するなど市民生活にも影響が出ています。(18日12:48)