官邸では5日朝、今年初めての閣議が開かれ、経済閣僚からは一致結束して景気対策にあたるべきとの発言が相次ぎました。 「(総理から)日本の不況から脱出を目指す。そのために閣僚も結束して事にあたってほしいとのお話がありました」(与謝野 馨 経財相) 与謝野経済財政担当大臣はこのように述べ、5日、国会に提出した第2次補正予算案や来年度の予算案を一日も早く成立させることが最大の景気対策であるとの考えを示しました。 「厳しい状況に対応できるようにしていくことが、我々に今、与えられている100年に1度と言われている経済情勢の中での責務である」(中川昭一 財務相) また、中川財務大臣もこのように述べ、第2次補正予算の早期の成立を目指す姿勢を強調しました。 【仕事始めのサラリーマンは――』 「今年は『耐える年』ですね」 「去年は忙しかったが、今年また景気悪化で人が減り、忙しくならないか心配だが、気分を入れ替えて頑張ろうと」 「ボーナスとか、今後どうなっていくか・・・」 「希望を胸に新しい一歩を踏み出す気持ちで張り切っています」 「個々人の力を強めていくしかない。個人が強くならない限り、会社は強くならない。会社は『人材』」 (05日11:04)