西松建設を巡る違法献金事件について、漆間官房副長官が「自民党には波及しない」という見通しを述べたことについて、麻生総理は、「発言が誤って報じられた」とした国会答弁を撤回しました。 「報道が誤ったわけではないと。ズレがあったということだったと思います」(麻生首相) Q.『誤って報じられた』という発言については撤回される? 「即撤回したと思います」(麻生首相) 漆間官房副長官の記者とのオフレコ懇談での発言について、麻生総理は、国会で「発言が誤って報道された」と答弁していました。 しかし、漆間副長官本人が「記憶がない」という釈明に終始する中、総理もこの答弁を撤回し、副長官の発言と記者の受け止めにズレがあったという見解を示しました。 また、漆間副長官の進退については「官房長官が厳重注意しており、それ以上の処分は考えていない」と述べ、辞任させる考えがないことを明らかにしました。(10日01:11)