一連の不祥事で大幅に減ったNHKの受信料収入が、3年ぶりに増加に転じる見通しとなりました。
NHKが総務大臣に提出した2007年度の収支予算によりますと、まず2006年度の受信料収入見込みは、前の年度から36億円増えておよそ6060億円となり、一連の不祥事で不払いが相次いで以来、3年ぶりの増加となることが分かりました。
さらに2007年度の受信料収入は、2006年度に比べて70億円多い6130億円となる見通しです。
NHKの受信料をめぐっては、菅総務大臣が2割前後の値下げを求める方針を示していますが、NHKの橋本会長は値下げについて、「状況を見極めたうえで答えざるを得ない」と述べています。(17日20:25)