アメリカ・ワシントンで行われた映画祭で、滝田洋二郎監督の「おくりびと」に“人間の価値観”をテーマに選んだ、国際NGOの特別賞が贈られました。 アカデミー賞外国映画賞を受賞した映画「おくりびと」は、先月ワシントンで行われた第23回DC国際映画祭の開幕式に特別上映されたものですが、このほど、カトリックメディア協議会賞が贈られることになり、7日、藤崎駐米大使に賞状が手渡されました。 カトリックメディア協議会(SIGNIS)は、カンヌやベルリンなど30の国際映画祭に参加し、平和や人権、人間の価値観といった観点から独自に賞を出しているNGOグループです。 「おくりびと」については、「人間の尊厳が畏敬の念を持って描かれている」ことなどを授賞理由としています。 「映画祭に参加した31作品の中でダントツでした。11日間の期間中、頭から離れないほどでした」(SIGNIS 米国代表フランク・フロスト氏) 「上映後、観客たちはいかにこの映画を気に入ったかを口々に語っていました」(DC国際映画祭ディレクタートニー・ギテンズ氏) カトリックメディア協議会では今回、他にも山田洋次監督の「母べえ」とカナダの作品に審査員賞を贈っています。(08日09:35)
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