北朝鮮が「人工衛星」と主張するミサイル問題で、浜田防衛大臣とアメリカのゲーツ国防長官が電話会談し、両国が緊密に連携し冷静に対応することで一致しました。 アメリカ側からの申し入れで、2日朝に行われた電話会談では、ゲーツ国防長官が「人工衛星であろうと、ミサイルであろうと、明確な国連安保理決議違反と公に表明するつもりだ」と述べました。 浜田防衛大臣も同じ認識であることを確認、今後も両国が緊密に連携し、冷静に対応することで一致しました。 また、ゲーツ氏が「今回の事態は日米間の運用上の協力を改善するいい機会だ」と、両国が進めてきたMD=ミサイル防衛システムの運用を確認するテストケースになるとの認識を示したのに対し、浜田大臣は「日本政府は危機感をもって臨んでいる。引き続きよろしくお願いしたい」と応じました。(02日12:41)