JR東海道線の車内で男2人が殴り合い、双方が傷害の現行犯で逮捕されました。電車がおよそ10分遅れたこのけんかの原因は「携帯メール」でした。 傷害の現行犯で逮捕されたのは、横浜市のパート従業員、佐藤時光容疑者(55)と、自称・機械設計士の太田一正容疑者(50)です。 事件があったのはJR東海道線の上り電車内で、22日午後6時半頃、佐藤容疑者が座席で携帯電話でメールを打っていたところ、隣にいた太田容疑者が「携帯電話使用禁止」のステッカーを指さし、「おまえはあれが見えねえのか」と注意しました。 これを佐藤容疑者が無視してメールを続けたところ、太田容疑者がいきなり佐藤容疑者の顔面を殴りつけ、殴り合いが始まったということです。 電車が大磯駅に到着した際には、2人とも顔から血を流すなどのけがをしており、駆けつけた警察官に逮捕されました。このけんかの影響でJR東海道線はおよそ10分遅れました。 最初に殴った太田容疑者は「無視したから殴った」、一方の佐藤容疑者は「注意の仕方がぞんざいだった」と供述しているということです。(23日10:58)