広島県の県営住宅で親子3人が血を流して倒れているのが見つかり、このうち2人が死亡しました。警察は無理心中とみています。
警察の発表によりますと、午前5時過ぎ、広島県廿日市市の県営住宅に住む中国籍の崔宝亮さんの長男から「父親に刺された」と通報があり、室内で崔さん夫婦と長男が腹などから血を流して倒れているのが見つかりました。
夫婦は死亡が確認され、長男は意識不明の重体です。警察は崔さんが包丁で2人を刺し自殺を図ったとみています。
一家は9年前から県営住宅に住んでいて、住民によりますと日頃から大声でケンカを繰り返していたとのことです。(06日11:42)