北海道のゴルフ場でコースにできた穴に女性が落ちて死亡した事故で、警察は、なぜ穴ができたのか3日も実況見分を行い、原因を調べています。 新千歳空港の近くにある安平町のゴルフ場「ル・ペタウゴルフ」では、3日午前11時から警察の実況見分が行われています。 この事故は2日午後、札幌の合掌貴恵さん(38)が家族でプレー中、子どもたちの目の前でコース上に突然できた深さ5メートルの穴に転落して死亡したものです。 事故があったゴルフコースは、北海道内でも池が多いレイアウトで知られ、穴ができた場所も池のすぐ脇のフェアウェー上でした。 近くのゴルフ場の関係者は、この人工の池との関連を指摘します。 「人造の池でしょうから、下にシートをはりますのでね。そこが破れて(水が)漏れている可能性が一番強いと思う。何年間かかってそうなったのかもしれない」(近くのゴルフクラブ副支配人) 警察は、池の水が漏れたのか地下水が浸食したのか、今後、地質学の専門家に鑑定を依頼し、原因を調べる方針です。(03日11:42)