民主党では、今週末にも新代表を選出する運びですが、「ポスト小沢」には、岡田副代表や鳩山幹事長らの名前が上がっています。 「挙党一致の態勢のため」として、11日に辞任を表明した小沢代表ですが、12日午前10時頃、淡々とした表情で党本部に入りました。 小沢代表が入った後、民主党本部では役員会などが行われました。焦点となる新しい代表を決める代表選の日時は、この役員会などを通じて、最終的に夕方の両院議員総会で決まることになります。 しかし、党内では、迫る衆院選を前に早く新しい代表を決めて、「新体制で違法献金事件のイメージを払拭したい」という狙いと、「時間をかけて色々な人に参加してもらい、開かれた代表選にすべき」という異なる意見が存在します。 「いずれにしても衆院選直前なので、党内がまとまってやっていくことが一番大事」(民主党・直嶋正行政調会長) 「(代表選は)かけられるだけ時間をかけて、いろんな方に参加をしていただきたいと思う」(民主党・細野豪志衆院議員) 「次の民主党代表っていうのは、次の総理を選ぶのと同じですね」(民主党・原口一博衆院議員) 一方、新代表の候補と目される鳩山幹事長と岡田副代表は、それぞれ次のように話しています。 (代表選に名前が上がっているが?) 「これからです。とにかく党内を結束させること」(民主党・鳩山由紀夫幹事長) 「いま熟慮中です。大事なことは、要するに政権交代するためにどうすればいいのかと」(民主党・岡田克也副代表) 党幹部によると、当初、代表選は17日の日曜日という線も検討されましたが、小沢代表も11日夜の会合で示したように、週末16日の土曜日の午前中という線が濃厚となっています。 土曜日とする理由について党幹部は、「日曜日はそれぞれ選挙運動をしっかりやった方がいい」と話しています。しかし、中堅議員からは、少なくとも「土日を挟まなければならない」という声も挙がっているのが実状です。 国民生活に直結する補正予算の審議もある中、滞りなく新しい代表を選べるのか。今、党の力が問われています。(12日11:19)
下载地址:点这里下载- > 点击这里下载原文视频