航空自衛隊トップの航空幕僚長だった田母神俊雄空将が政府見解とは異なる歴史認識を主張する論文を発表した問題について、野党側は、国会の場で政府の姿勢を追及する方針です。
「二度とこのような発言をする人が政府の中に、私心であったとしても一人もいなくなるように、民主党としても行動していく覚悟です」(民主党鳩山由紀夫 幹事長)
「日本が侵略国家だったというのは濡れ衣だ」などと主張する論文を発表した田母神空将について、政府は直ちに幕僚長の職を解きましたが、民主党の鳩山幹事長は、給油継続法の改正案を審議する委員会の場で、この問題を取り上げる考えを示しました。
ところで、問題となった懸賞論文に他にも自衛官が応募していたという情報があり、防衛省では、規則に違反したり、内容が不適切なものがなかったかなどを含め、事実関係を調べることにしています。(01日23:32)