日本などの株価下落を受け、注目された週明け27日のニューヨーク株式市場ですが、ダウ平均株価は200ドル以上下落し、終値としてはおよそ5年7か月ぶりの安値水準で取引を終えました。
27日のニューヨーク株式市場は、世界的な景気後退への懸念を背景に、アジア市場などの下落を受け取引開始から大きく売られ、ダウ平均株価は一時、170ドルを超える下げ幅となりました。
その後はアメリカの9月の新築住宅販売件数が、事前予想を上回ったことなどから買戻しが入り、売り買いが交錯する不安定な値動きとなりましたが、取引終了間際に再び、売りが優勢となりました。
結局、先週末に比べて203ドル18セント安い、8175ドル77セントで取引を終えました。終値としては、およそ5年7か月ぶりの安値水準となります。(28日05:25)