全国の百貨店の5月の売上高は、前の年の同じ月に比べ0.4%減少しました。3カ月連続のマイナスです。
日本百貨店協会が発表した全国の百貨店の5月の売上高は、前の年の同じ月に比べて0.4%少ない5993億円でした。前年の水準を割り込むのは、これで3か月連続です。5月は土曜日が1日少なかったことなどが要因とみられます。
商品別では、食料品が5カ月連続のプラス、バッグなど身の回り品が3カ月ぶりのプラス、衣料品が3カ月連続のマイナスとなりました。地域別では、大規模な改装を終えたばかりの店舗が多かった東京地区が、0.7%の増加と8カ月ぶりのプラスとなりました。
日本百貨店協会は「マイナス幅が4月より縮んでいて、改善傾向にある」としています。(19日20:33)