静岡県の南アルプス近くの林道で10日、崖崩れがあり、大阪など県外から登山に来ていた15人が下山できずに、山小屋で待機していましたが、11日朝、全員自力で下山しました。
崖崩れがあったのは静岡県川根本町の林道です。崖崩れが見つかったのは10日の午後7時過ぎで、崩れた土砂は幅6メートル、奥行き10メートルにわたり、土砂に混じって直径3メートルほどの大きな石などが混じり、林道をふさぎました。
この影響で、大阪などからマイクロバスで登山旅行に来ていた15人が下山できず、崖崩れがあった場所から2.5キロメートル上にある山小屋で一夜を過ごしました。
「天気が良かったので登山を決行した。警察の方もいたので怖くなかった」(登山客)
登山客など15人は、11日朝7時から警察官などの誘導で土砂の上を歩いて下山しました。15人はいずれも元気だということです。(11日11:33)