大手銀行のりそな銀行が、顧客の氏名や口座番号などの個人情報を記載した資料98万件分を紛失したと発表しました。
りそな銀行が紛失したのは、取引伝票やATM=現金自動預け払い機の利用明細の控えなど個人情報98万件分で、顧客の氏名や口座番号、取引金額などが記載されていました。内部調査の結果、全国27の支店で資料を紛失していたことがわかったものです。
りそな銀行では「誤って廃棄してしまった可能性が高い」と説明していますが、暗証番号に関する情報は含まれておらず、現時点では外部からの不正請求などの問題は発生していないということです。
りそなでは「外部に流出した可能性は極めて低いが、深くおわびします」とコメントしています。(09日17:36)