今月17日、日本航空の旅客機が関西空港に緊急着陸したトラブルで、この機を含む日本航空が所有する旅客機9機で、パイプの同じ部分の溶接に亀裂が入っていたことがわかりました。
このトラブルは今月17日、飛行中の日本航空のMD90型機で貨物室の火災警報装置が誤作動し、関西空港に緊急着陸したものです。
暖かい空気をエンジンから主翼に送るパイプの溶接部分が破断して位置がずれたために空気が漏れ、警報装置の作動につながったものでしたが、その後、日本航空が調査したところ、この機を含め、日本航空が所有するあわせて9機のパイプの同じ溶接部分に亀裂が入っていことがわかりました。
日本航空は製造段階で問題があった可能性もあるとみて、メーカー側のボーイング社と共同で原因について調査を進めています。(24日23:58)