13日、滋賀県大津市の滝つぼで、精神修行に来ていたプロボクサーが死亡しているのが見つかりました。 死亡したのは、大阪府寝屋川市出身の元東洋太平洋フライ級チャンピオン、小松則幸さん(29)です。 小松さんは精神修行のため、13日、仲間と滋賀県大津市にある比良山系の三ノ滝に来ていましたが、しばらく姿が見えなくなり、近くにトレーニングウエアが脱ぎ捨てられていたため、一緒に来ていた人が警察に通報しました。 午後6時半前、警察と消防が滝つぼを調べたところ、小松さんが沈んでいるのが見つかりましたが、既に死亡していました。死因は溺死と見られています。 「途中で山道が狭いので足を滑らせて落ちる人が結構多い。あまり下まで降りていく人は少ない」(大津市の担当者) 警察は、小松さんが足を滑らせて滝つぼに落ちた可能性が高いと見て調べています。小松さんは来月、亀田大毅選手との試合を控えていました。(14日11:41)