ウィーンやニューヨークなど世界を舞台に活躍し、紅白歌合戦に出場したこともあるテノール歌手、ジョン・健・ヌッツォ容疑者が、東京都内の路上で覚せい剤を隠し持っていたとして、警視庁に現行犯逮捕されていたことが分かりました。 覚せい剤取締法違反の現行犯で逮捕されたのは、テノール歌手のジョン・健・ヌッツォ容疑者(42)です。 調べによりますと、ヌッツォ容疑者は先月27日の午後6時頃、東京・品川区の路上で警察官に職務質問された際、ズボンのポケットの中に袋に入った覚せい剤およそ0.7グラムを隠し持っているのが見つかり、現行犯逮捕されました。 調べに対しヌッツォ容疑者は「バカなことをした」と容疑を認めていて、警視庁は覚せい剤の入手先について追及しています。 「こんにちはジョン・健・ヌッツォです。いつか紅白で歌いたいという夢を抱いていましたが、その夢が叶いました」(ジョン・健・ヌッツォ容疑者、2002年11月) ヌッツォ容疑者はウィーン国立歌劇場と専属契約を結ぶなど、世界的に活躍するテノール歌手で、NHKの紅白歌合戦にも出場していました。(01日11:13)