アメリカ大統領選挙で共和党の候補指名を固めているマケイン候補について、ニューヨーク・タイムズ紙が、「女性ロビイストと不適切な関係にあった」と報じたのに対し、マケイン候補は「事実ではない」と反論しました。
ニューヨーク・タイムズ紙は21日、マケイン候補が2000年の大統領選挙に出馬した当時、通信会社などを顧客とする女性ロビイストと親密な関係にあり、選挙への影響を懸念する側近が2人を引き離した、と報じました。
「事実ではなく、非常に失望している」(共和党・マケイン候補)
「子供と私は夫を信頼していますし、彼は決して家族を失望させるようなことはしない」(シンディ夫人)
夫人と共に急きょ、記者会見したマケイン候補は、女性ロビイストとの関係を「友人だ」と強調した上で、「便宜を図った」と指摘されている点についても全面否定しました。
マケイン候補は、特定の利益団体と無縁であることや、誠実さを売りにしてきただけに、アメリカのメディアは今回の出来事をこぞって大きく取り上げています。(22日09:23)
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