長崎市の伊藤・前市長が射殺された事件で、事件当日、銃撃した暴力団幹部を現場付近に車で送った男が29日未明、殺人ほう助の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、長崎市本河内3丁目の建設会社社長、小川弘美容疑者(60)です。小川容疑者は、伊藤・前市長を射殺し逮捕された暴力団幹部、城尾哲弥容疑者を事件当日の今月17日、自宅近くから事件現場のJR長崎駅前付近まで、車で送った疑いが持たれており、29日未明、殺人ほう助の疑いで逮捕されました。
城尾容疑者は、小川容疑者の建設会社に投資しており、長崎市がこの会社に融資をせず、倒産したことに不満を抱いていたことが銃撃の動機の1つと言われています。小川容疑者は、銃撃の計画は知らなかったと供述しています。(29日11:30)