夏の全国高校野球大会に出場が決まっている群馬県の桐生第一高校の野球部員が、強制わいせつの疑いで逮捕されたことを受け、学校側が31日夜に会見を開き、大会には出場するとの意向を明らかにしました。
「他の部員に責任を負わせるのは非常にしのびがたい。心苦しいが、ぜひ大会には参加させて頂ければありがたい」(桐生第一高校の会見)
桐生第一高校は、2年生の野球部員の男子生徒が強制わいせつの疑いで逮捕されたことを受けて会見を開き、8月2日から始まる夏の全国高校野球大会に出場する意向を明らかにしました。
男子生徒は7月22日午後9時ごろ、群馬県太田市の路上で帰宅途中の女子高校生の口をふさいで、雑木林に引きずり込んだ上、体を触るなどしたとして、強制わいせつの疑いで31日に逮捕されています。
一方、高野連も会見を開き、次のように述べました。
「部活動とは直接関係のない時間帯・場所で(犯行が)行われていた。今の状況では直ちに対外試合を差し止める必要はない」(高野連の会見)
高野連は学校側に調査を要求し、8月1日午後、全国理事会にはかった上で最終的な処分を決めたいとしています。(31日23:24)
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