アメリカのクリントン国務長官は5日、アフガニスタン支援について話し合う国際会議を今月末に開き、その場にイランも招待する方針であることを明らかにしました。 アメリカが提案しているのは、軍事面から文民支援までアフガニスタン問題を包括的に話し合うためのハイレベルの会議で、アフガニスタン、パキスタンの他、国連や近隣諸国、NATO加盟国、資金援助国などが参加することになります。 クリントン国務長官は、その場に、イランを招待する方針であることを明らかにしました。 「会議が実現すれば、イランはアフガニスタンの隣国として招待されることになるでしょう」(アメリカ、クリントン国務長官) 会議は今月31日に国連の主催で開かれる方針ですが、イランが参加すれば、対話路線を掲げるオバマ政権とイラン側が初めて接触することになり、注目されます。(06日07:15)