先月、成田空港でフェデックスの貨物機が炎上事故を起こしましたが、3日あさ、またフェデックスの同型機が機体に異常を感じ、緊急着陸するトラブルがありました。 国土交通省によりますと、3日午前9時前、成田空港からソウルに向けて離陸した直後のアメリカのフェデラル・エクスプレスの貨物機のパイロットから「前輪部分を格納した扉付近で揺れを感じる」と管制官に連絡がありました。 貨物機は上昇中でしたが、安全確認のため成田空港に引き返し、9時すぎに緊急着陸しました。 機体に損傷はなく、乗っていた機長と副操縦士の2人にけがはありませんでした。 この貨物機は先月23日に成田空港で着陸に失敗して炎上したフェデックス機と同じMD11型機で、振動の異常を示すアラームなどは作動しなかったということです。 また、貨物機は機体の安全が確認され、再びソウルに出発しました。(03日11:29)