11日早朝、大雨洪水警報が出ていた熊本県熊本市で、危険箇所のパトロールをしていた熊本市の職員が増水した川に流され、午前9時15分頃、近くの湖で発見されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
11日午前4時40分頃、大雨で冠水した橋に通行止めの柵を設置しようとしていた熊本市の41歳の男性職員が、増水した川に流されました。男性職員は、行方が分からなくなった地点から、およそ5キロ離れた熊本市の江津湖の近くで流されているところを目撃されていて、消防がボートを出し男性職員を探していました。
行方不明となってから4時間余り経った午前9時15分頃、男性職員は発見され、救急車で病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。熊本県ではここ数日、断続的に雨が降り続いていて、事故当時も県内全域に大雨洪水警報が出されていました。(11日10:35)