茨城県のスーパーで販売されていた中国製の「つぶあん」を食べた女性が健康被害を訴え、検査の結果、微量のトルエンなどが検出されたことが分かりました。
茨城県によりますと、トルエンが検出されたのは静岡県のマルワ食品が輸入した中国製の「つぶあん」です。先月、かすみがうら市内のスーパーでこの「つぶあん」を購入して食べた女性(40)が、「手に力が入らなくなった」と保健所に訴えたことから判明しました。
検査の結果、「つぶあん」からはトルエン0.018ppmと酢酸エチル0.35ppmが検出されました。
この商品は先月名古屋市で被害が出た「つぶあん」と同一商品で、すでにマルワ食品が今月8日から自主回収を始めています。また、女性の症状も現在は治まっているということです。(15日21:08)