アメリカのオバマ次期大統領は17日、共和党のマケイン上院議員と大統領選以来始めて会談し、新政権への協力を要請しました。 「この国の状況を改善するために、どんな連携が出来るかを話し合います」(オバマ次期大統領) オバマ次期大統領は17日、地元シカゴにある政権移行チームの事務所で、マケイン上院議員と会談しました。大統領選を戦った2人が直接顔を合わせるのは、最後のテレビ討論会が行われた先月15日以来のことです。 会談の具体的な中身は明らかにされていませんが、終了後2人は連名で声明を出し、「党派の壁を越えこの危機を協力し合って乗り越えていくという精神の元、生産的な話し合いが出来た」と成果を強調しました。 オバマ氏はマケイン議員に、議会での協力を要請したものとみられます。 オバマ氏は新政権に共和党からも閣僚を起用する方針で、安全保障や経済関係の閣僚はまもなく発表するとしています。(18日06:38)