原油価格の高騰が問題となるなか、サウジアラビアで17日からOPEC=石油輸出国機構の首脳会談が開かれます。これに先立ち、サウジ政府は国内の大規模油田をメディアに公開しました。
首都リヤドから飛行機でおよそ70分。窓の外に赤い砂漠が広がりました。サウジ政府が南東部の大規模油田をメディアに公開したのです。
サウジアラビア南東のシャイバという町です。一面広大な砂漠地帯が広がっていますが、「黄金の砂の町」と呼ばれる油田のための町がポツンと見えます。シャイバ油田の一日の原油生産量は、実に50万バレル。来年にはさらに25万バレルの生産アップを見込んでいるというサウジ自慢の大油田です。
「今は一日の生産量が50万バレルですが、今年の終わりには75万バレルに増強されます」(サウジ紙『アルワカード』アルアスマリー編集長)
心臓部の原油採掘所内部のカメラ持ち込みは認められませんでしたが、異例の数時間におよぶ公開となりました。
17日からは、実に7年ぶりとなるOPEC=石油輸出国機構による首脳会談が開かれます。1バレル100ドル間近という原油価格高騰のなか、追加増産の決定はあるのかなど会談の中身が注目されていますが、いずれにせよ今回の異例の油田公開は、オイルマネーの源がいかに盤石であるかを印象付けるものだったと言えそうです。(16日08:18)
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