食べ残しの使い回しなどが発覚して廃業した料亭・船場吉兆の女将の湯木佐知子氏らが、29日付けで自己破産したことがわかりました。
料亭の船場吉兆は去年11月、牛肉の産地偽装の疑いで強制捜査を受け、今年5月には客の食べ残した料理の使い回しが発覚し、廃業・破産に追い込まれました。
29日、破産後初めての債権者集会が開かれ、管財人の弁護士が、負債はおよそ9億円あり、取引業者の売掛金などへの配当の見込みは薄いと話しました。
また、元社長の湯木正徳氏と女将の佐知子氏の2人が29日付けで自己破産したことも報告されました。(29日19:57)