自衛隊によるインド洋での補給活動を延長する給油継続法改正案を巡り、民主党が早期の採決に応じる方針を与党に伝えてきたことを受けて、麻生総理は衆議院で再可決させる考えを示しました。
Q.衆議院での3分の2を使って可決を急ぐ考えでしょうか?
「基本的にはこの法案は、テロと戦っている世界の中にあって、日本だけがこのテロとの戦いを放棄してアフガニスタンから撤収するという選択肢は無いと、そう言い続けてきたと思います」(麻生首相)
麻生総理はこのように述べて、民主党が参議院で否決しても、衆議院で再可決して法案を成立させる考えを示しました。
民主党は早期の採決に応じる方針なのに対し、与党側は国民の関心事であり、十分な審議時間が必要だとしていて、野党側からは解散を先延ばしにしようとしているとの見方が出ています。(08日20:29)