12日、東京・渋谷区の会社経営者宅で2人が死亡し5人が重軽傷を負った火事で、警視庁のその後の調べで、火事は火薬を調合する際のミスで起きた可能性があることがわかりました。
この火事は12日昼過ぎ、渋谷区神宮前の会社経営者・横山信一さんの自宅兼事務所で爆発を伴う火災が発生したもので、建物内に取り残された横山さんの母親・喜代子さん(88)と妻の洋子さん(55)の2人の死亡が確認されています。
また、横山さんは全身にやけどを負って重傷、横山さんの2人の息子や通行人の女性ら4人が軽いけがをしています。
調べによりますと、横山さんは映画などの演出に使う効果音をつくるため、自宅の作業場で火薬を取り扱っていましたが、救急搬送中に、「火薬を調合中に爆発した」と話していて、警視庁は火薬の調合のミスが火災の原因である可能性があるとみて慎重に調べています。(13日01:06)