モダンダンスの有名ダンサーで、現代舞踊協会の理事を務める男が、自分のダンス教室に通う20歳の女性を自宅に呼びつけ乱暴したとして、警視庁に逮捕されました。
婦女暴行の疑いで逮捕されたのは、東京・杉並区に住むモダンダンスのダンサー、河野潤こと河野秀夫容疑者(60)です。
調べによりますと河野容疑者は去年7月、自分のダンス教室に通っていた当時20歳の会社員の女性を杉並区の自宅マンションに呼びつけ、いきなりベッドに押し倒し乱暴した疑いが持たれています。
河野容疑者は、自宅マンションで一人暮らしをしていて、暴行した際は、酒を飲んでいたということです。
河野容疑者は、モダンダンスの普及を進める社団法人、現代舞踊協会の理事で、モダンダンスの舞台活動のほか、ファッションショーの振り付けやコンクールの審査など幅広く活躍しています。また、1982年には文化庁芸術祭優秀賞も受賞しています。
調べに対し河野容疑者は、「やったことは申し訳ないが、同意のもとだった」と容疑を否認していますが、警視庁は余罪についても追及する方針です。(27日11:10)