アフリカのスーダンに展開するPKO=国連の平和維持活動に自衛隊員が参加するのに先立ち、日本政府の調査団が27日、成田空港を出発し、スーダンに向かいました。
政府の調査団は防衛省8人を中心に、外務省、内閣府も加わり、合計11人です。
政府は、スーダン南部における停戦監視を主な任務とするUNMIS=国連スーダン派遣団に、司令部要員として自衛官2人程度を派遣する事をすでに決め、防衛省では要員の選定や情報収集など派遣に向けた準備を始めています。
27日出発した調査団は、派遣される自衛官が実際に働く事になる首都ハルツームの国連司令部や周辺に有る国連の活動拠点を訪れ、現地の治安情勢や国連側のニーズなどについて詳しく調査する事にしています。
また、政府は、これまで日本がPKOに参加してきた経験やノウハウを教えるため、自衛官をエジプトやガーナ、ケニアのPKOセンターに派遣する事にしていますが、調査団はこれらの国々のPKOセンターも視察する事にしています。調査団は来月5日、帰国する予定です。(27日23:45)
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