新銀行東京の巨額の赤字の原因が、融資のこげつきだけではなく、元々の計画にあったATMなどシステム関係への過大な投資にもあることが明らかになりました。その額は、銀行の支出全体の3割近くに上っています。
地下鉄の駅の売店の横に並んだ新銀行東京のATM。「便利さ広がる」と書かれた新銀行東京のATM。しかし今は、駅の一角でシャッターも閉まった状態で放置されています。
新銀行では、およそ12億円をかけてATMの設置を進めてきました。しかし去年の夏、店舗外にある126台すべてを停止し、現在も撤去作業が続いています。撤去の理由について銀行側は、口座の数が目標の10分の1にも届かなかったことや、他の銀行のカードがほとんど使えなかったことをあげました。
新銀行の巨額損失の原因・・・、実は融資のこげつきだけでなく元々の計画にあったATMを含めたシステム関係の費用が高い割合を占めているのです。
「明らかに過大な投資です。当初の予想では1兆2000億円の預金を集めようと。その想定をもとにATM設置などのシステムの予算をつけた。実際(の預金)はその半分もいかない」(立教大学経済学部・山口義行教授)
JNNが入手した開業直前の時期の銀行の内部資料。そこからは、当時の都の幹部がATM設置の進捗状況にこだわっていた様子が窺えます。
「ATMの遅れは痛いので、よほどうまくやらないといけない。あまりメリットのない、不便な銀行であるという印象を与えたくはない」<都幹部>
「ATMが半分で、始めから負け戦というようなことも懸念されるのではないでしょうか」<都幹部>
都が作成したマスタープランにも、ATM設置200台の目標が掲げられていました。
「スタートラインでそういう計画を立て政策判断をしたこと自体が誤り」(立教大学経済学部・山口義行教授)
新銀行は今後、店舗の集約や人員の削減をさらに進めるとしていますが、当初の計画の甘さが浮かび上がっています。(18日17:26)
以上是日本留学网https://riben.liuxuequn.com/exam/日语组小编整理的2011年03月日语能力测试的《[日语原文阅读]政治:新銀行東京、システム費用に過大投資》文章,恭祝大家考试顺利通过!