国会では、衆議院に続いて、参議院でも北朝鮮のミサイル発射を非難し、日本独自の制裁強化などを求める決議を採択しました。 「国際社会の平和と安定を損なう挑発的な行為であり、断じて容認できない」(麻生首相) 決議は自民、民主、公明、改革クラブの賛成多数で採択されましたが、社民、共産両党は、「ミサイルとは確認されていない」などとして、共産党は反対、社民党は棄権しました。 決議ではミサイル発射を非難した上で、国際社会に対して「国連決議に基づく制裁規定を完全に遵守するよう」求めています。 一方、政府に対しては、「我が国の国民の生命、財産を脅かす行為に対して、断固たる抗議の意志を伝えるとともに、我が国独自の制裁を強化すべき」として、さらなる制裁の強化を促しました。(08日11:15)