11月のアメリカ大統領選挙に向けた候補者指名レースの皮切りとなるアイオワ州の党員集会がほぼ終了し、集計が行われています。民主党、共和党ともに大接戦となっているレースを制するのは誰なのでしょうか。
現地時間の3日午後7時、アイオワ州内およそ1800の選挙区で一斉に始まった党員集会はほとんどが終了しており、現在、集計が行われています。
民主党は今のところ集計70%で、オバマ候補が35%でトップ、その後をヒラリー・クリントン候補、そしてエドワーズ候補がともに31%で追う、予想どおりのデッドヒートとなっています。アメリカの3大ネットワークは、オバマ候補に当選確実を出したということです。
近くで行われた民主党の党員集会をのぞいてきましたが、前回2004年の選挙の時の倍の参加者が集まっていて、関心の高さがうかがえました。
「まだ決めかねているけど、オバマでいこうかなと思っています」「僕に聞いて。エドワーズです」(党員集会に来た人)
一方の共和党ですが、アメリカのメディアは、キリスト教保守派の支持を集めたハッカビー前アーカンソー州知事が、ロムニー前マサチューセッツ州知事を破って当選確実としています。
今回の結果が1月8日のニューハンプシャー州の予備選挙、さらに、22の州が同時に予備選挙を行う2月5日のメガ・チューズデーまでの序盤戦に、どのように影響するかが注目されます。(04日11:38)
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