今年5月、大阪・吹田市で起きたジェットコースター事故を受け、全国の遊園地などで行われていた緊急点検で、修理の必要な不具合が73のアトラクションで見つかったことが国土交通省のまとめで分かりました。
国土交通省によりますと、緊急点検の対象となったのは、全国の遊園地にある2265のアトラクションです。
このうち修理が必要な不具合が見つかったアトラクションは73件で、車輪の磨耗や車輪軸の亀裂などのあったジェットコースターは15件。それ以外に、観覧車やウォータースライダー、メリーゴーランドなど、59のアトラクションで施設各所にひび割れやさびつきなどが見つかっています。
すでに、48のアトラクションは修理が済んでいるということですが、点検を終えていないものも100件以上あり、国土交通省では点検や修理が終わるまでは運転を再開しないよう指導しています。(31日23:50)