大分県の教員採用をめぐる汚職事件で、17日、自宅の捜索を受けた県教育委員会現職ナンバー2の富松哲博審議監が職員の昇進をめぐって商品券を受け取ったとされる問題について、警察は収賄の疑いでの立件が可能かどうか、本格的な検討に入りました。
17日の富松哲博審議監の自宅の捜索は、元教育審議監の二宮政人容疑者が元県教委義務教育課参事の矢野哲郎容疑者の長女の教員採用をめぐって、賄賂として商品券100万円を受け取ったとされる事件の関係先として行われました。
警察は、富松審議監がこの事件で口利きやデータ改ざんの指示などに関与した疑いがあると見ています。この事件とは別に、富松審議監をめぐっては今年3月、矢野容疑者が県教委の参事に昇進した際、矢野容疑者から20万円分の商品券を受け取ったとされる問題も浮上しています。
この問題で警察は、20万円分の商品券について、富松審議監を収賄の疑いで立件することが可能かどうか本格的な検討に入りました。警察は今後、検察庁との協議を進め、最終判断する方針です。
一方、去年実施された採用試験の得点の改ざんに、県教育委員会の現職の人事担当者も関与していたことがわかりました。
教員採用をめぐる汚職事件では、収賄の疑いで逮捕されている県教委元参事の江藤勝由容疑者が、去年とおととしの採用試験で受験者の得点データを改ざんしていたことがわかっています。
警察の調べによりますと、去年の試験では、県教委の現職の人事担当者が当時上司だった江藤容疑者の指示を受けて改ざんしたデータの入力作業を行っていたということです。
警察では、教員採用試験をめぐり、以前から組織的に不正が繰り返されていたものと見ています。(18日11:33)
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