宇和島徳洲会病院の万波誠医師らが行った病気の腎臓を使った移植をめぐり、10日、患者らが日本移植学会の幹部を相手取り、損害賠償を求める裁判を起こしました。 訴えを起こしたのは、愛媛県の透析患者らあわせて7人で、病気腎移植の妥当性を否定され、治療を受ける権利を侵害されたとして、日本移植学会の幹部にあわせて6000万円余りの損害賠償を求めています。 そして、11日に開かれる超党派の議員連盟の総会で、厚生労働省がこの移植に対するなんらかの見解を示さなかった場合、国を相手取った裁判を起こす方針です。(10日20:55)