保有する株式を売却した問題で責任をとって辞任した平田財務副大臣は、会見で大臣規範に違反したという認識について「微妙だと思っている」と述べました。 「辞任しなければ(民主党が)審議をしないということだったので、まあ辞任なんだなと」(平田耕一 財務副大臣) かつて社長を務めた企業の株を、実質的にオーナーである企業に市場を通さずに売却していた平田財務副大臣は、会見で国会の審議の混乱を招いたことは申し訳ないと謝罪しました。 ただ、株の取引については「適正だと今でも思っている」と強調し、在任中の株の取引の自粛を定めた大臣規範に違反するという認識については「微妙だなと思っている」と述べるにとどまりました。 さらに、平田氏は「民主党の小沢代表は辞任しないが、私は辞任します」と語りました。(26日22:43)