自民、公明の両党は、アフリカ・ソマリア沖の海賊対策のため、自衛隊法に基づく海上警備行動を発令して、海上自衛隊の艦船を現地に派遣することで大筋合意しました。 与党のプロジェクトチームは20日の会合で、日本船籍の船だけでなく、外国船籍の日本人や日本向けの貨物なども保護の対象とすること、武器の使用については正当防衛や緊急避難に限り、具体的な使用基準は防衛省が定めることなどを確認しました。 これらを取りまとめた案をそれぞれの党内で了承を得た後に正式決定し、22日にも麻生総理に報告します。また、3月上旬をメドに海賊対策のための新たな法案を国会に提出し、成立を目指すことでも合意しました。(20日14:06)