最新鋭のイージス艦の衝突事故に、防衛省では衝撃が広がっています。防衛省では、海上自衛隊の艦船5隻やボートなどが現場に集結し、行方不明者の捜索に全力を挙げていますが、いまも安否は確認できていません。
「今回このような事故を起こして遺憾でありまして、国民の皆さま、関係者に深くお詫びを申し上げる次第であります。捜索に現時点では全力を尽くさせているので、衝突時の状況等については現在調査中」(海上自衛隊・河野克俊防衛部長)
漁船と衝突したイージス艦「あたご」が稼動したのは、去年の3月で、まだ1年にも満たず、アメリカ・ハワイでの訓練を終えて横須賀基地へ帰る途中でした。
長さ165メートル、7700トンの艦船が、長さ15メートルの漁船に衝突するという事故がなぜ起きたのか。海上自衛隊では、海上幕僚副長をトップとする事故調査委員会を立ち上げましたが、事故原因については、調査中ということで明らかになっていません。
海上自衛隊によると、事故当時、現場の海域はくもりで、北北東7メートルの風で、波の高さは0.5メートルと穏やかでした。
ところで、この事故では、石破防衛大臣へ一報が入るのに事故発生から1時間半がかかっていました。会見で石破大臣は、この点に不快感を示しました。
「危機管理の上からも、もっと短縮できるはず。その体制は本日即座に改める必要がある」(石破茂防衛相)
石破大臣はさらに、政治の責任を負う者に早く一報が入るのは当然だと強調しました。1988年に、潜水艦「なだしお」と釣り船が衝突して以来の自衛隊艦船と民間の船の重大な事故に、防衛省は衝撃を受けています。(19日11:34)
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