去年12月、東京外環自動車道でマイクロバスから小学5年生の男の子が転落し死亡した事故で、バスを運転していたサッカーコーチの男の初公判が開かれ、男は無罪を主張しました。 この事故は去年12月、練馬区の外環自動車道で、走行中のマイクロバスから小学5年生の吉崎健くん(11)が転落し死亡したもので、運転していたサッカークラブのコーチ、引地功一被告(34)が自動車運転過失致死罪で起訴されました。 起訴状などによりますと、引地被告はバスを運転する際、ドアが簡単に開く状態だったのを確認せずに発進。走行中に吉崎くんがドアレバーに接触したため、ドアが開いて路上に転落し、後続のトラックにひかれて死亡したとされています。 3日の初公判で、引地被告は「吉崎君がドアレバーに接触することは予見できなかった」などと述べ、無罪を主張しました。(03日11:31)