より実態に近い数字なのかもしれません。文部科学省は、学校でのいじめに関する調査結果を発表しましたが、いじめの定義を見直したため、いじめの件数は、前の年の6倍を超える数字となりました。
「誰が見ても仲良しの生徒2人の間で・・・」「とある日に一度だけ・・・」「相手の消しゴムを隠す」、そんな出来事があったら。新たな定義では、消しゴムを隠された子供のとらえ方によってはいじめだとカウントします。これまでの文科省のいじめの定義は、「自分より弱い子供に対して、一方的に・・・」「継続して・・・」「深刻な苦痛を与えた」場合を、いじめとしていました。
今回の調査によりますと、小学校から高校までのいじめの件数は、全国でおよそ12万5千件。今年から調査対象には、国立や私立も新たに加わりましたが、前の年の2万件余りに比べ6倍以上となったのです。
今回のいじめの定義の見直しは、文科省が、子供たちの立場に立って、実態を徹底して把握することが目的です。いじめなどに悩む子供からの電話相談を受け付けている「チャイルドライン」。今の子供たちには「気軽に話せる相手」があまりいないということです。
「いじめ件数が10万件増えたわけですよね。それを今でも忙しい先生たちが、増えたことによって、どのように子供たちに対処しているかということもあります」(チャイルドライン佐藤節子さん)
ただ、調査結果を詳しく見ると、「いじめはない」と答えた学校が全体の45パーセントに上るなど、まだまだ実態とは異なるともとれる結果も出ています。
「調査をきっかけに学校現場の方で、いじめとかそのほかの問題行動をキチンととらえて、それを1つ1つ解決することを期待しております」(文部科学省・児童生徒科木岡保雅課長)
文科省では、「いじめはどこにでもある」という前提に立って、学校には対策に取り組んで欲しいと話しています。(15日16:44)
以上是日本留学网https://riben.liuxuequn.com/exam/日语组小编整理的2011年03月日语能力测试的《[日语原文]社会:「いじめ」定義見直しで件数6倍超に》文章,恭祝大家考试顺利通过!