ホームページに事故死した子どもの写真を無断で乗せ、有罪判決を受けた元小学校教師の男が、執行猶予中に盗撮目的で小学校に侵入した事件の初公判で、元教師は「学校に入ることが禁止とは思わなかった」と、無罪を主張しました。
渡辺敏郎被告（３５）は、今年６月、子供を盗撮するために小学校に侵入した建造物侵入の罪に問われています。
渡辺被告は、「クラブきっず」と題したホームページに、交通事故で死亡した子どもの写真を無断で転載したなどとして、去年、有罪判決を受け、執行猶予中でした。
１４日の初公判で渡辺被告は、「子供達の元気ハツラツとした姿が見たいと思った」「カメラを持って自宅を出た瞬間から申し訳ないことをしているという気持ちだった」と謝罪しました。
しかし、起訴事実については、「学校の敷地に入ることが禁止とは思わなかった」と、無罪を主張しました。（14日11:27）
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