ポルトガルでイギリス人の4歳の女の子が今年5月から行方不明になっている事件で、ポルトガルで警察の事情聴取を受けていた女の子の両親が9日、帰国しました。事情聴取をきっかけに両親の事件への関与が取り沙汰されるなど、報道は加熱する一方です。
9日朝、マデリンちゃんの両親を乗せた車がポルトガル南部のホテルを出発すると、待ち構えていた大勢のメディアが取り囲みました。
この事件は今年5月、ポルトガル南部の保養地で、両親の外出中、ホテルの部屋で寝ていたマデリン・マッカーンちゃん(4)が行方不明になったとされるものです。
ポルトガル警察は7日までに、マデリンちゃんが事故死し、両親がこれに関与している疑いがあるとして、二人を任意で事情聴取しています。
両親の関係者によりますと、警察は出国の予定について連絡を受けているということです。また、両親の弁護士は、事情聴取はすでに終了していて、2人の出国に対して制限は何もないとしています。
両親の事情聴取直後の帰国で、イギリス国内の報道はいっそう過熱しそうです。