準大手ゼネコン西松建設をめぐる外為法違反事件に絡み、西松建設側から長野県の村井仁知事周辺への資金提供疑惑が浮上しました。これについて知事は、26日朝、疑惑を全面的に否定しています。 この疑惑は、海外で捻出した裏金を違法に国内に持ち込んだとして、前社長らが東京地検特捜部に逮捕・起訴された西松建設側から、長野県の村井知事の周辺に資金提供が行われたとされるものです。 特捜部は、村井知事の衆議院議員時代からの側近として知られる長野県の右近謙一参事(59)を、数回に渡り参考人として事情聴取しましたが、右近参事は24日、長野市内で自殺しているのが見つかりました。 今回の疑惑について、26日午前、取材に応じた村井知事は、「全く心当たりがない」と全面的に否定しました。 「全く知りません。心当たりありません。四半世紀にわたる(自殺した)右近参事の仕事のやり方、お金について後ろ指さされることはないように厳しくやってきた」(村井仁知事) 村井知事を巡っては、2005年に、西松建設のOBが代表を務める政治団体が、20万円分のパーティー券を購入していたことが分かっています。特捜部は、西松建設をめぐる裏金の流れについて、引き続き捜査を進める方針です。(26日11:15)
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