京都府長岡京市の住宅の風呂場で、主婦が血を流して死んでいるのが見つかり、警察は殺人事件として捜査を始めました。
16日午後7時すぎ、長岡京市の私立高校教頭、岩井一さん(56)が帰宅したところ、妻の順子さん(57)が風呂場で血を流して死んでいました。
順子さんは服を着たまま、水がはられた浴槽に頭がつかった状態で、頭や顔などに数ヶ所の切り傷があり、警察は殺人事件と断定。死亡推定日時は16日夕方でした。
「(順子さんは)良い方としか言いようがない。だから『何で』と思っているんです。トラブル起こすような人じゃなくて、何かあったら相談される人」(近所の人)
玄関には普段はしていないドアチェーンがかけられていて、犯人は鍵が開いていた居間のガラスサッシから逃走したとみられます。
順子さんは一さんと2人暮らしで、警察は交友関係を中心に調べていますが、親族の中に金を借りていた人物もいたということで、今後、事情を聞く方針です。(17日23:55)